ベトナムはバスが普及しており、利用者が多いのが現実ではありますが、鉄道好きであれば事情は異なります。

アジア諸国中でも新興国であるベトナムは全てが非電化路線となっており、速度も遅く老朽化しているのが今後の課題となっています。ベトナム国鉄は本数が少なく下調べをしておいた方がいいですが、基本的に時刻通りに発着することなど少ないないため、完全にアジア流の時間の流れ方をしている点ほ、日本や欧米とは異なります。

そんなのんびりとした時間を楽しめるのが鉄道旅の醍醐味であり、バスのように安くないですが、路線は充実していませんが、旅の情緒があるので思い出づくりにほ最適です。

ベトナム最大の南北線が知られていますが、本数が少ないため、また指定席も売り切れの場合もあるため、事前予約しておく方が心配も解消されおすすめです。安い値段の車両には、冷房もなく扇風機のみですし、座席は木製の硬いシートで乗り心地も悪いため、長時間乗車するのは個人差がありますが、避けたほうがベターです。

ハノイの始発駅ですら、単線で本数が制限されているため、利便性が高いとは言えないのが現実です。東ヨーロッパ製の車両ですが、なぜか窓に金網が装着されているのは不思議な特徴で、窓から顔が出せません。

ホーチミン方面にも鉄道がつながっていますので、時間にゆとりがあればおすすめできます。ベトナムは速度は控えめで決して高速ではありませんが、それなりの速度で運転されています。